【ナイトハイク】1年ぶりのモノクロームの山登り 奥多摩・日の出山
【※本記事にあります「ナイトハイク」では、夜間の山行になりますので非常に危険を伴います。ですので、万全の装備と食料・水分を用意し自己責任で登っております。日中のみの山歩きをされている方は決してマネしないようご留意くださいませ。】
うわぁー! 全然ナイトハイクに行けてない!!
ってな訳で、週の終わりの平日に久々に夜の山に登ってきました。
どこにしようか考えたのですが、1年ぶりなので歩き慣れた「日の出山」に行くことにしました。
金曜日は朝から雲一つない快晴。青空が広がっていました。
世間では、コロナウィルス感染予防のため、テレワーク勤務をさせている会社が増えてきています。
私もご多分にもれず、勤めている会社からしばらくテレワークを命じられ、自宅勤務をしております。
昼食の時間帯に、家のそばの奥多摩の山並が見えるところまで行って、様子を確認しました。
全体的に少しかすんだ感はありましたが、前衛の大岳山の山肌がぼんやり見えていたので大丈夫だろうと思い、また、今晩の天気予報が「晴れ」であったことから山行を決めました。
在宅勤務の時間が終わった17時過ぎから山登り準備を始め、家族と夕食を済ませ、再び準備して19時過ぎに自宅を出発しました。
コンビニに寄って、山頂で食べるおやつを買い、登山口までクルマを走らせました。
車中からは、いつも見える山の灯りが見えないな~ぁ?? と思い、雲がかかってるのか? とやや不安になりました。
途中「つるつる温泉」が3/3~3/15の期間「休館」の看板が出ていました。
人気の温泉で、下山後のハイカーの皆さんの楽しみなのですが残念です。。
登山口には20時前に着き、ラジオやヘッドライトなどの支度をしてすぐに出発。
コースは「日の出山登山口」―(林道コース)→「日の出山」の往復です。
見上げると、夜空に随分雲がかかっていました。
高い位置の雲だから大丈夫だろう、と思い登山道を進みました。
いつもの林道コースを行きます。
月が出ていて、林道のヘッドライトの当たらないところもなんとなくぼんやりしています。
但し、ヘッドライトなしでの歩行はムリそうです。
植林帯を抜けて、再び夜空が見えてきたのですが、星空になっていました。
オリオンの腰から下が稜線に隠れていて、もう冬の星座も終わりの季節です。
平井川源流の上で、都心の展望が見えるのですが、今夜の夜景はどうかな?
やや霞んだ感じもしますが、大丈夫そうです。
スカイツリーも見えています。
でも、カメラを三脚に固定しないと夜景はブレブレになりますね。(失礼!!)
樹林帯を抜けると、登山道が月明かりに照らされよく分かります。
再び、樹林帯に入りしばらく歩くと山頂に到着。
登山口から1時間弱でした。
かなり雲が出てきましたが、高層の雲のようで、夜景は大丈夫でした。
毎回同じ写真ですみません。まずは足下の青梅の市街地と東京北部方面。
東京都心部。真ん中にスカイツリーが写っています。いつものライトアップではないですね。
東京南部、横浜方面。
写真を撮り終え、東屋でおやつ食べながら休憩しました。
お約束のどら焼きと麦茶です。
頂上の気温は2℃。
全く寒さを感じなく、1時間の山歩きで火照った体を気持ちよくクールダウンできました。
休憩しながら、ぼんやりと東京の夜景を眺めていました。
今晩は、下の方では少し風が吹いているみたいで、街の灯りがゆらゆらと揺れていました。
いつ見てもきれいだし、ずっと見ていたい。
ここに来ると名残惜しくてなかなか下山する気になりません。
いつまでいてもキリがないし、また来れるところだから、と言い聞かせ、夜景をしっかり目に焼き付けて山頂を後にしました。
時々見える東京の夜景を眺めながら、モノクロームの登山道を下りて行きました。
40分ほど歩くと、登山口にある電灯が見えてきました。
この先、春本番を迎えます。
真冬のような澄んだ空気の日は少なくなりますが、またチャンスあったら夜景を見に山に登りたいと思い、夜更けの道を帰って行きました。