【プチ登山】展望台のある山 丹沢・仏果山/高取山
2月に入ってやっと冬らしい気候になって、おかげで毎日冬晴れ。
丹沢や奥多摩のくっきりとした山並みが通勤電車の車窓から見え、会社のビルの最上階からは筑波山のはっきりした輪郭を眺めていました。
しかし、何か心穏やかでなく、山登に行くまでにこの展望がもつだろうか、とやや心配でした。
ってな訳で、暖かくなって空が霞む前にと丹沢・仏果山/高取山に登ってきました。
この山は、丹沢山塊の最前衛で、標高が700m台ですが、都会の街並みと雄大な丹沢の展望が楽します。
また、暖かくなるとヤマビルの餌食になるそうで、冬場しか登らないようにしています。
登山口までは自宅から1時間くらいだろうと、日の出に登り始めるのを想定して5時に出発。
ところが、あらりゃりゃ40分かからないで着いちゃった。
車中で時間を潰していたのですが、退屈なので黎明の宮ケ瀬湖周辺をドライブし、駐車場に戻ってきて7時前に登山開始。 登山口付近の気温は-3℃でした。
なお、今回は「半原」→「仏果山」→「宮ケ瀬越」→「高取山」→「半原」の稜線東側からの周回コースでした。
最初は少し急な植林帯を登って、どんどん高度を上げて行きます。
しばらくすると林道を横切り
この辺りから都心の街並みがよく見えてきました。
道も歩きやすくなりさらに先を進みます。
高圧線の下をくぐると、朝日を浴びて東京湾が黄金色に耀いていました。
林間から高取山の展望台も見えてきました。
この先も歩きやすい道を朝日が明るく照らしてくれます。
頂上が近づいた頃にしばらく平坦な道が続き、最後の短い急登りがありました。
上がりきると、仏果山の展望台が見えてきました。
頂上に到着。仏像様たちがお迎えくださいました。
早速、展望台に上がってみました。
展望台からの眺めです。まずは湘南方面。
相模湾がよく見えます。
反時計回りに横浜方面。東京湾が朝日を浴びて黄金色に耀いています。
横浜、川崎方面。
東京都心方面。スカイツリーもはっきり見えていました。
東京北部、埼玉方面。筑波山もよく見えます。
関東平野北部。
奥多摩方面。
宮ケ瀬ダムと焼山、黍殻山。
丹沢主稜線北部。蛭ヶ岳がずいぶん雪をかぶってきました。
丹沢主稜線南部。
大山。ここからは結構どっしりとした感じに見えます。
愛川町と中津川。写真 真ん中の野球場が気になりました。
展望台は3畳間ほどの広さでしょうか。今日は風も弱く、心地よく展望を楽しめました。
お次は高取山を目指して稜線歩きです。
途中から振り返った仏果山。頂上に展望台が小さく見えます。
朝日を浴びた気持ちの良い尾根歩き。頬に当たる氷点下の空気が心地よく感じます。
宮ケ瀬越に到着。
ここから先、高取山方面から登ってきたハイカーさんたちとすれ違うようになってきました。
小さいアップダウンがありますが、引き続き快適な稜線歩きが続きます。
しばらく歩くと、展望台が見えてきて
高取山頂上に到着。
ここでも、展望台に上がってみました。
仏果山と同じ眺めですが、少し角度が違っていました。
湘南方面は見えませんが、ここからも東京湾は黄金色に耀いていました。
展望台を降り、ベンチに腰掛けしばし休憩しました。
都心の街並みをのんびり眺めながらのおやつタイム。贅沢な時間です。
帰りは宮沢大橋方面へ下山。
仏果山への道と比べなだらかで歩きやすい登山道でした。
林道が出てきますが、横切って進みます。
しばらく歩くと宮沢大橋横の登山口まで下りてきました。
駐車場には10時前に着いて、そのまま帰宅しました。
祝日の午前中とあって道も空いており、40分弱で自宅に戻ることができました。
低山ですが十分楽しめるものです。
1日がっつり山登りするのも大好きですが、午前中だけプチ登山して、午後の時間が丸々使えるのも嬉しいですね。