【プチ登山】今年最後の山行もカモシカに遭遇 奥多摩・日の出山
そういえば、今年は「日の出山」に登っていない!!
大晦日は天気もよさそうだし朝だけ行ってこよう。
ということで、今年最後の山行に日の出山に登ってきました。
この山は真夏の「ヤマユリ」の時期や晩秋にナイトハイクをするのですが、夏は仕事が忙しく時間が取れず、台風19号の影響で都道184号線が通行止めになったりと、登る機会を逸しておりました。
コースは「つるつる温泉(日の出山登山口)」→「平井川源流」→「クロモ岩」→「日の出山」の往復です。
朝は5時半起きでいつもより遅めの起床。6時過ぎに自宅を出発しました。
車から山並をみると、霞んだ感じで・・・展望はそこそこだろうな、と思いあまり期待しないようにしました。
登山口には7時前に到着。支度をして7時過ぎに登り始めました。
平井川源流の様子が見たかったので、今日もナイトハイクと同じく林道コースを進みます。
林道は作業用の車の通行があるようで、よく整備されていました。
植林帯を抜けると青空が広がってきました。
林道の終点の平井川源流。下流の平井川では中学生の頃よく釣りをしました。
水場は大丈夫で、台風の被害はなかったようです。
この辺りから日差しを浴びるようになり、季節外れの暖かさもあって、汗が噴き出してきました。厚着しすぎたのを少し後悔。。
さらに登ってクロモ岩のあたりで丹沢の山並みが見えてきました。
クロモ岩の上の展望台で都心方面を眺めたのですが、やっぱり霞んでて、今日は都会の大展望は見れないな・・・と思って登山道に振り返ったところ、真っ黒な毛をした大型の動物が登山道に立っていて、サッとヤブの中に入って行きました。
カモシカでした。道を譲ってくれたようです。
その距離約7m。写真を撮らせてもらって、さっさとその場を離れました。
その先に階段があり、2つ目の階段を登り切ってさらに少し上ると頂上です。
登山口から1時間強で山頂に到着。しばらくぼっちで独り占めでした。
都心方面。やっぱり霞んでいます。
横浜方面。三浦半島と房総半島がうっすらと見えていました(写真ではわからないと思います)
丹沢方面。いちばん奥の山並の、向って右から「大室山」「檜洞丸」「蛭ヶ岳」「丹沢主稜線」「塔ノ岳」へこんだ部分が「ヤビツ峠」でその左が「大山」
「大岳山」。肩に小屋が見えます。
大岳山から南に延びる稜線から、「富士山」の頭がちょっとだけ見えていました。
「石尾根」方面。中央が「雲取山」で斜面に雪が見えます。手前の稜線は御岳山の集落です。
写真を撮った後は、山頂でしばし休憩。
おやつはいつものどら焼きと麦茶です。
今日は、家に帰ってからお正月の買い物に行くので、早めに下山することにしました。
下山の途中、稜線を振り返ると、針葉樹と冬枯れの山に空の青さがよくマッチして、冬場の山らしい景色でした。
頂上から約40分で林道ゲートまで下りてきました。
橋の上にはオブジェがあります。
これはカエル。
サカナ。
ザリガニ。
金属管やボルトなどで作られているようです。
見ていてなんだかホッとします。
駐車スペースに到着後、着替えを済ませ、お正月の買い物へと向かうことにしました。
帰宅後ネットで調べたところ、日の出山周辺はカモシカの生息地で、よく目撃されているそうです。意外と人里に近いところに住んでいるようですね。
でも、今年は年初と最後の山行でもカモシカに遭遇して、縁のある年でした。
私は、登山の際には必ず鈴をつけており、バリルートではラジオガンガンに鳴らすのですが、人に比べて動物に遭遇する機会がものすごく多いようです。
今年は7割以上の確率で大型の哺乳動物に遭っていて、草野球でもこのぐらいの打率でヒット打てればいいのですが・・・。
来年も楽しい登山ができますように。