海の見える山頂、花の咲く稜線

東京近郊の山登りのゆる~い日記です。。

【ナイトハイク】今月2回目の夜景登山 奥多摩・日の出山

以前のブログでご紹介しました通り、私は時々夜の山登り「ナイトハイク」に行きます。

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私がナイトハイクに行くときは、数日前から天気予報と予想天気図を見て、条件のよさそうな日を選んでいつ行くか決めるようにしています。

さらに、ナイトハイクに行く当日に、家の近くからの目的の山の見え方、天気図と天気予報、気象衛星の雲や水蒸気の画像をチェックして最終的に山行を決定しています。

 

実は、先週の水曜日くらいから「日曜日は夜景がきっといいだろう」と予想して山行を計画していました。

 

案の定、日曜日の朝は雲一つない快晴で前日の雨で空気中のチリも落ち、自宅の近くの橋の上からは奥多摩や丹沢の山肌がくっきりと見えていました。

また、予想天気図や天気予報では高気圧におおわれ終日快晴のようなので、午前中からナイトハイクを決定し、山行の準備をしました。

 

どこの山に登ろうか考えまして、奥多摩の「日の出山」か丹沢の「大山」が迷ったのですが、翌日仕事があるので近場にしようと思い「日の出山」に登ることにしました。

2週間前に登ったばかりですが、前回は「山岳耐久レース」のコースとなっていて、賑やかな山頂だったので、今回は静かな夜景を楽しみに行ってきました。

 

自宅で夕食を済ませ、19時過ぎに車で登山口に向けて出発しました。行きの道では「つるつる温泉」帰りと思われる車と結構すれ違い、大型観光バスも通っていました。さすがハイキングシーズン、遅くまで温泉を楽しまれたのでしょう。

登山口には20時前に到着し、明日の仕事もあるのですぐに登山を開始しました。

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最初は針葉樹の植林帯の中の舗装された道を歩きます。

「平井川源流」の手前で植林帯を抜けると、登山道が月明かりで照らされ、明るい登山道になりました。

 

しばらく登って都心方面を見ると、林間からの夜景はバッチリで「東京スカイツリー」や都心のビル群が明るく輝いています。

「今夜も夜景は大丈夫そうだな」と思ってそのまま山頂に向かって進むと、頂上の手前100mくらいのところで、登山道すぐ脇の木の上から何やら2つの光る眼がこっちを見ています。

小型の動物のようだったのですが、子グマだったらやっかいなことになるので、刺激しないようにしていると、その動物が木の上で動き始めて、その動きを見るとクマではなさそうです。

なので、構わず登山道を進み、動物にヘッドライトを当ててみると、なんとタヌキでした木登りするタヌキなんて初めて見た。。

 

その後、最後の階段が始まり、登りきると山頂に到着。相変わらずのきれいな夜景です。

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青梅~埼玉方面

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東京都心方面、「東京スカイツリー」「東京タワー」がはっきり見えました。

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東京南部、神奈川方面

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今日は、御岳山の方が明るく、宿坊や参道からケーブルカーの方までライトが点いていました。(写真は上手く撮れませんでした)

 

写真を撮り終わっておやつの「どら焼き」を食べながらのんびりと夜景を楽しみました。

東屋の中の温度計を見ると、気温は11℃。長袖のインナーの上からTシャツを着て、汗が引いて冷えた体でもまだ寒さは感じなくて、ナイトハイクにはい季節です。

 

最後に夜景を目に焼き付けて登ってきた道を下山しました。

登山口にある街灯まで辿り着くとちょっとホッとした気分になります。

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今日は着替えずにすぐに車に乗り込み、すぐに家路につきました。

 今週も仕事がんばろっと。。